1987-06-16 第108回国会 参議院 産業・資源エネルギーに関する調査会 閉会後第1号
その中で、少し細かいようですが、各炭鉱で使っております選炭機のいわゆる機能にもよるわけですね。バーム式選炭機でやっている、あるいはまた浮選機を使って選炭をしているというようなことで、必ず水洗をしなければ精炭としては扱われないわけです。その場合に、その洗炭汚水のいわゆるテール、それを川に流しますと下手の農業者や漁業者から鉱害だ、鉱害だということで騒がれる。
その中で、少し細かいようですが、各炭鉱で使っております選炭機のいわゆる機能にもよるわけですね。バーム式選炭機でやっている、あるいはまた浮選機を使って選炭をしているというようなことで、必ず水洗をしなければ精炭としては扱われないわけです。その場合に、その洗炭汚水のいわゆるテール、それを川に流しますと下手の農業者や漁業者から鉱害だ、鉱害だということで騒がれる。
いわゆる立て坑なり材料斜坑、選炭機というものを、いまであれば管財人の管理下に置くことができますが、そういう意味の将来のことを考えての処置でもございます。
そして、りっぱな選炭機もできておった、立て坑もあった、そして社宅もりっぱにできておった。それで、通産省と私たちも御相談に応じましたけれども、そこを掘り進めばりっぱな鉱区もあるし、やれるということで、これは鉄源の、もう亡くなられましたけれども、社長は、通産省の指導に天の声だと言って喜んでこの探鉱を進めたわけです。
しかも、選炭機も新しい選炭機が据えつけられ、住宅も完備されておったわけで、これは通産省も、私らも中に入りまして、そして閉山すべきではないということを決めたのでございますが、鉱区を持っておる北炭がどうしても許可しなかった、だから残念ながら閉山のやむなきに至りました。
○岡田(利)委員 今次答申の具体的な対策の中で選炭機までの近代化、合理化ということは明確に表現されているわけですが、選炭機を離れたいわば流通の近代化、合理化が過去の答申にはあるのでありますが、これに触れられていないのはどういう意味かというのが第一点。
選炭機ぐらいですよ。あとはずいぶん組夫がやっていますね。あるいは下請会社というようなかっこうでやっていますね。これはやはり今日の石炭の追い詰められた、合理化の集積の結果なんですよ。そこに今日もう凝縮されているわけなんです。だがしかし、挙げた業種だって、特に坑外の場合にはだめなわけですね。対象にならないわけですよ。
それから採掘されました石炭は、中央付近の左のほうに中央立て坑というのがございます、選炭機の家をかいた絵がかいてございますが、この中央立て坑を使って石炭を巻き上げております。なお通気はこの中央立て坑、第一立て坑が人気になりまして、北部につきましては北部立て坑、南部は第二立て坑が排気になっております。
三本は選炭機のブレーカーで、残りの二本は水洗機で見つかった。事故発生も問題なんだけれども、さらに重大なことは、このような危険な状態で安全も確認しないで炭車を運行し、選炭機も作業を続行させた会社の責任なんです。これはそこが問題なんですよ。そうしてこの事故を、保安にも参画している労働組合にも連絡しないで隠蔽した。これは翌日わかったんです。もしこれが五本も爆発したらどういうことになりますか。
それから、運びましたものを選炭機に持ってまいりまして、全体を集約しようというふうなことでやったわけでございます。 着工は、四十年の十一月に着工いたしまして、四十七年の一月に完成をいたしたわけでございます。
そういうことがいままでのおもな工事でございまして、そのほかに選炭機、住宅等の一連の施設も若干工事中でございまして、四十七年度までに八十四億円の工事がなされたわけでございます。
しかも、わが国の原料炭は、同じ炭層を掘って、その中で選炭機で原料炭と一般炭が分けられるわけですから、そういう点について、大臣としてどうお考えになるか、この機会に承っておきたいと思います。
かつまた、この高硫黄炭の貯炭の中で非常に高い数字は、三井の三池の炭があるわけでございますが、このほうは、昨年来非常に選炭機の拡充強化につとめてまいりまして、おかげさまで計画どおりに非常に着実に進展しておりまして、それをできるだけ原料炭化する、こういうかっこうになってまいっておりまして、そしてもうどうしてもだめなものは、これは商品として使えないので、ボタ同様に最終的にはこれはもう廃棄する、こういうようなことで
しかし、これはいま重液選炭機をつけて、そして原料炭化の方向をはかり、残余の石炭については、地元に火力発電所をつくって、三井アルミにこれを供給する。ほぼこれはセットされる体制に入っていくわけです。
一つは、三池炭において、選炭機を増設することによりまして、一般炭として従来出しておったものを選炭機にかけまして、原料炭と一般炭に振り分けまして、そうして選炭によって原料炭として選出されたものを原料炭として供給する。これは第二期目の選炭機を増設するということによりまして、七、八十万トンは原料炭のほうへ振り向けられるということになります。
大きな問題は私鉄の問題でありますけれども、この問題といえば、結局そういう歴史的に見て同じだったけれども、地域開発の状況で切り離したということで、いまこの私鉄の労働者、いわゆる坑口から選炭機まで運搬する労働者と、選炭機からいわば国鉄ないし港頭まで輸送する労働者とは変わりがないのではないか。三池炭鉱でいえば、従来三池炭鉱の労働者であったけれども、今度は港まで輸送する部門は切り離した。
さらにまた炭鉱が、企業ぐるみ閉山になってしまう、そのために鉄道というものは廃止しなければならない、こういう事態になりますと、いままでは炭鉱労働者であったわけですから、坑口から選炭機に石炭を輸送するのは、坑外運搬員とこういうわけです。選炭機から国鉄あるいは埠頭まで石炭を輸送するものは、結局鉄道でありますけれども、坑外運搬員でもあるわけです。
住友の昭嘉炭鉱あるいは明治の庶路炭鉱、いずれも二十億円を投じ、せっかく炭住までつくって、選炭機までつけたけれども、失敗をしておるのですね。非常なリスクを伴っておる。いま四億トンの埋蔵量を持ち、そうして約二百万トンの出炭を予定して、自己資本で百億つぎ込んでおる。日鉄有明も政府の政策を待っているという状態ですね。これは非常に大きな問題だ。
ところが福利厚生関係は手が回らなくて、正面の選炭機はりっぱだけれども、住宅はスラム街である、こういう炭鉱になってしまうのじゃないかと私は思うのですね。こういう点についても先ほど申し上げたと同様の趣旨なんですが、万仲参考人はよく炭鉱を回られておるようですけれども、そういう現状認識についてはいかがでしょうか。
これは御指摘のとおりでございますが、ただ近代化資金といたしましては選炭機の問題でありますとか、あるいはその他炭鉱の動かすことができるような機械や何かの問題、こういう方面に近代化資金が食われるということになっておるわけであります。
たとえて申し上げますと、選炭機や何かの問題はそういう設備の貸し付け金、近代化資金については据え置き二年で償還が五年ということになっておりますし、坑道関係は非常に長期で、五年据え置きで一カ年償還、こんなふうになっております。 なお、整備関係でございますが、四十二年度には大蔵省に返還する一応の予定が五十八億ということになっておるのが現状であります。
あるいは坑口といっても、主要坑道等では選炭機との間とどれだけの違いがあるかというと、これまた逆に隧道を通って選炭機に来るというものもあるわけですから、非常に微妙な問題があるわけです。こういう点、特に今後具体的に検討していただきたい。
そこで立て坑をおろすとか、各社ばらばらに選炭機を使ってやっていくために、きわめて鉱区が日本中にちらばっておって、持ち主が違うためにコストが高くなる。したがいまして、空知炭田とか、あるいは木山さんのところの常磐炭田、あるいは釧路炭田、いま論議されておる三菱と北炭の炭田などは合併してはいかがなものかということをいろいろと勉強しているわけです。